漫画の原稿用紙とペンの線画イラスト

MOOTOON STUDIO 使用レポート

会話でつくる、MOOTOONへ

この度はMootoon STUDIOを無料でご利用させていただいており、ありがとうございます。一ユーザーとして、実際に使って気づいたことをフィードバックさせていただきます。

会話しながら作れる導線について

「作りたいもの」欄は一言でも生成が進む一方、その分AIに委ねる範囲が大きくなる。

これは軽い気持ちで試したい人だけの話ではなく、PCでしっかり作り込みたい人にとっても、会話しながら詰められた方が自分の想像により近い作品にたどり着けるはず。生成AIとの対話が当たり前になった今、ステップ入力型の現行UIはやや合わなくなってきているのではないか。

実現の形はいくつか考えられる。MCP(Model Context Protocol)やAPIとして公開し外部のAIチャットから会話しながら作れるようにする方法もあれば、MOOTOON自体にチャット機能を内蔵する方法もある。どちらの形であれ、会話しながら作れる導線があれば、ライトユーザーからヘビーユーザーまで、作品の精度を底上げできるはず。

会話の吹き出しが矢印でつながり、ラフなスケッチから完成した漫画のコマへ変化していく様子を表した概念図
会話の内容がそのまま作品の仕上がりに反映されていくイメージ

良かった点

キャラクターの一貫性
連載を重ねてもキャラクターデザインが崩れない。SNSマンガ形式でも同様に安定していた
参入ハードルの低さ
法人利用に耐える品質と、軽い気持ちで試せる手軽さを両立している。ただし「作りたいもの」欄は一言でも通ってしまう分、逆に何を書けばいいのか迷いやすく、技術的なハードルほど心理的なハードルは下がっていないように感じる
吹き出しの文字入れ
崩れやすい他ツールと比べ、Mootoonはほぼ完璧
部分修正機能
ピンポイント修正が非常に便利。ただし「コマ編集→部分修正」の2階層に埋もれていて気づかれにくい

気になった点

キャラクターの増殖バグ
意図せず2人になる不具合が修正・作り直しでも直らないことがある
複数キャラの同時生成不可
1体ずつ順番待ちになる
生成中の表示が不明瞭
画像生成が進行中かどうか画面から分かりにくい
再生成中の操作ロック
画像を再生成している間、他の機能が一切操作できなくなる
誤操作からの復帰手段がない
別のキャラクター欄で誤って生成してしまった時、取り消し・リセットの方法が分かりにくい
ステップを戻れない
セリフを直したいだけでも、前のステップまで戻れず作り直しになりやすい
SNSマンガの完結性
一言のコンセプトでも同じギャグ構造を繰り返す「連作」として展開され、指定ページ数の最後がオチのないまま終わることがある
Step2 作風:画像生成中かどうかの表示が分かりにくい画面
Step2「作風」:生成中かどうかの表示が分かりにくい
キャラクター再生成中に変更前・変更後の採用以外の操作ができなくなる画面
再生成中は「変更前/変更後を採用」以外の操作ができない

その他の改善のご提案

作品タイプの説明不足
通常/四コマ/SNSマンガの違いが説明文だけでは伝わらない
SNSマンガの1話あたりの長さ
現状は1〜4ページの短編のみ。TikTokやInstagramでは1話をじっくり長尺で見せる投稿形式も定着しており、1話あたりのページ数をもっと伸ばせる選択肢があってもいいのではないか
次話の相談・提案機能
連載を続ける時、次のエピソードをAI側から提案してもらったり、AIと相談しながら決められたりすると企画のハードルが下がる
部分修正を主要導線に
消しゴム・範囲削除・テキスト検出などを「部分修正」に統合すると発見しやすくなる
セリフのその場編集
Step4「マンガ」のAI編集はコマ割りのみ変更可。セリフ内容もその場で直せるようにしてほしい
設定画面の情報量
Step1「設定」が長文の箇条書きで読みづらい。要約表示・折りたたみで情報密度を下げてほしい
コマ生成の並列化
1枚ずつ逐次生成のため遅い。並列生成できれば体感速度が上がる
テキスト検出の速度
「ページ編集」の検出機能に時間がかかりすぎる
消しゴムツール
塗りつぶすだけでなく、物体をクリックして検出・削除できると使いやすい
ロゴなし書き出しの提供
商用利用・SNS投稿目的でロゴなしの書き出しを用意してほしい。有料オプションとしての提供でも構わない
通常・四コマ・SNSマンガの3種類から作品タイプを選ぶ画面
作品タイプ選択画面:四コマとSNSマンガの違いが伝わりにくい
Step4 マンガ:4コマ分の生成待ち画面
Step4「マンガ」:ここまで進むと前のステップへ戻れない

引き続き使わせていただきながら、気づいたことがあればお伝えしていきます。